ウエダテツヤの米国軟着陸

ドラマー・ウエダテツヤのアメリカ生活を赤裸々に報告

米国軟着陸 #65

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FORWARD米ツアーレポートをじっくりと読んだ。媒体の都合上、文字の制約があったようだがどう転んでも素晴らしい内容に手汗をかきながら読み進めた。そしてBLACK CATでの体験を思い出していた。

 

本文にもあるように言葉を得ながら進化したツアーだったのは容易に想像出来た。

現に俺がD.C.で観た時は、難なくMCを理解出来たし、会場全員が理解していた。言葉も文化も違う国で、更にステージ上で、あれだけクリアに意見を投げられるって生半可ではない。

更に演奏。戦車かよ!ってグルーヴ。完全に轢かれてしまった。

25日25本、全米+カナダトロント

正気の沙汰とは思えない。本当に凄い。

電話で#stdrumsユージユージ・レルレ・カワグチ#STDRUMS on Twitter: "#STDRUMS【完全アナログレコーディング & UKプレスレコードアルバム製作プロジェクト】ストレッチゴールの『レコードお渡しフリーワンマンライブ』ですが、KICKSTARTERへの支援からでも優先参加可能です!乗り遅れた方はこちらもよろしくお願いいたします! CAMPFIRE - https://t.co/3rI9WgUJhO… https://t.co/ACdew4KM4K"が言っていた「なんてったって前進だからしょうがない」って言葉に100%納得のライブだった。

当日はあまりに自分と照らし合わせ過ぎて、強烈なグルーヴと迫力が誇らしくて、モッシュピットでベソをかくと言う心が洗われる体験もした。(笑)

 

会場にはWillの姿も。

Willはこの回の絵の購入者⬇︎

米国軟着陸 #59 (番外編) - ウエダテツヤの米国軟着陸

FORWARDのグッズをアレコレ物色していた。

ご満悦の様子にこっちもホッコリ。

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さて、自分の事も。

とりあえずの8ヶ月。大小2つのスーツケースと大量のドラムスティックだけを持って、日本で一回対バンしただけのたった1人の知り合いを頼りに着地したDMVエリア。通用する経歴も、バックボーンも、何一つ無く、DIYで、ただ自分の足と音楽だけで入り口の階段を建設する事に成功した。2週間後に始まる1ヶ月に及ぶツアーである。

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この短い、だが大規模なツアーの打楽器陣はClutchのJean-Paul Gaster、FugaziのBrendan Canty、Mike Dillon、そして俺。俺だけが誰も知らない謎の東洋人。何が出来る?入り口の階段の先のドアノブに手を掛けるか?ドアを開けられるか?人生最大の試練であり喜びであり、ステップである。演奏するLIONIZEはかなりトラディショナルなUSロックバンドだが、もちろんそこをフォローして終わらせる気は無い。自己表現100%で会場を揺らしたいものだ。

 

Holiday Runを終えると元旦が唯一のオフ、すぐにMUSHAxKUSHAのツアーへと雪崩れ込む。

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離脱時の一つの約束だったツアーの制作を果たし、俺の空席期間、バンドは、個々はどんな進化を遂げているのか、非常に楽しみである。10本の大小様々な環境と地域で、どうなるか想像もつかない。


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更に御一行は台湾へ。こちらはMUSHAxKUSHAベーシスト平のオーガナイズ。USAと違ってタイムテーブルなどが事前に決まりちゃんと書面で送られてくる時点で懐かしい感じもする。

 

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そしてつかのまの一時帰国。

1/21に日本に到着(1/17に一時着陸するけどすぐ台湾なので)

1/23は地獄の曼珠沙華(いつかこのバンドもUSツアーをマネジメントしたいものだ)

1/26はMUSHAxKUSHAツアーファイナルワンマン

1/27にはD.C.への帰路につく。

 

あらま、ぴったり12/27から1/27まで、3ヶ国を行き来して利を掴んで行くわけだ。

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少年の様な心で!FORWARDのツアーとライブに感銘を受けた体験を燃料にして駆け抜けたい。

俺は決して所謂パンクスでは無い。ロックンローラーでもヒップホップでもない。

本来音楽は形容出来ない。

でも、意見を曲げず、スタイルを曲げず、自分の音楽としての存在が誰かに興奮や勇気を与える事に集中して表現する事、それがジワジワと広がっていく事、DIYである事、それは俺にとって紛れも無いJAZZPUNKである。

この公言からもうすぐ1年。何もわからなかった一本のちん毛は、100本くらいに成長した・・・気がする。

 

つづく