米国軟着陸 #1
4月6日16:10成田発→4月6日15:45ワシントンD.C.ダレス国際空港着。
日付変更線を超え半日戻る太平洋横断。
眠れない。映画はスターウォーズだけ見た。
マークハミルから漂うマスター感。ぞわぞわ。
ゼロスタートの片道切符とパスポートをポーチに入れて。
右も左もな状態でなんとか入国審査を終えて荷物を探しに行くと、我がキャリーバックがポツンと隅に置かれていた。
「俺が最後かい!」と1言。アメリカ感はまだ無い。
唯一の友人Dylanに連絡を取る。
「I am almost to the airport.. 15 minutes away」との旨。
一安心してトイレで米国初マーキング。
全然進んでないプロローグ編を書き進める。
(時間差公開ご了承下さい。爆)
しばらくするとDylanからメール
「Oh no........... I went to wrong airport.」
うんうん。わかるわかる。読める読める。
って、え!?
「Oh no!!! My navigation system took me the other way.. im not there. Aghhh big mistake by me.
There’s 2 under that name in Washington and I went to the other one」
わかったわかった。俺は今まな板の魚だ。待ってるよ。
「I am 1 hour away.. driving is so bad this time of day
Are you ok with private hired driver to house show ?」
ん?
「You can get here faster」
そりゃそうだ。
「And I need to help these bands set up for the garage show!!」
・・・。
来ないのね・・・。
大丈夫。全然。余裕だ。タクシーで行くから会場の住所教えやがれ。出口はどこだ。ここは一体どこだ。あぁ、池袋北口若大将まつしま一杯ひっかけて寝たい!タクシー!!!
乗れた。
運転手、めっちゃインドっぽい訛り。全然何言ってるかわからない。
運転めちゃ怖い。結構混んでるのに車線変更のウインカー出さない。
マイイングリッシュイズベイビーアバウトツーイヤーズオールド。
プリーズスピークスロウリィアンドイージーワーズ。
超免罪符的文字列を連発しながら40分、着いた・・・。
我が新居ではなく、家を改造したリアルライブハウス・・・。
会えた・・・ジェダイっぽいマスターディランハインズ。
Badbrainsがレコーディングした家が10分歩くとあるから後で行こうぜ。
(どーせ行かねーだろお前)
と思いつつ、時差ボケでフラフラな所に2リットルありそうなIPAを渡され気付いたら車で失神していた。
気付いたら家。ルームメイト達に朦朧と挨拶を済ませ、お土産のえびせんを渡し、
「I’m so fxxk’n tired &sleepy!!!!」
などと喚き部屋に案内していただき撃沈。
すっきり目覚めた米国軟着陸2日目、今ここは朝の10時だ。